タックルはどんなものがいい? (メインラインとリーダーラインとの結束方法) よくメインライン(ライン)とリーダーライン(リーダー)を結束する最にラインをダブルライン(ダブル)にしてそのダブルをリーダーに結束します。理由はいろいろあるでしょうが、やはり重要なことは細いラインからいきなりリーダーの様に太いラインと結束するよりは、除々に細いものから順を追って太いものにしていききたいという思いがあるからでしょう。ですから、細いラインを一旦ダブルにして(本来細いラインを太くして)そのダブルをリーダーに結束してるのではないでしょうか。ということはダブルの長さは関係ないということになります。順を追って太くしたいという理由のためのダブルに長さは関係ないでしょう。つまり、ラインのトラブルを少しでも少なくしたい釣り師にしてみればできるだけ余計な物はない方がいいに決まっています。とくにスピンのリールはダブルが長いとトラブルの原因となります。ダブルをよってダブル部分を1本ラインのようにツイストしてトラブルを少なくする方法もあります。しかし、ダブルが長いことによりビミニツイストなどでダブルを作った繋ぎ目がキャスト時によりリールに近づきます。これによりキャストするたびに繋ぎ目がロッドのラインガイドをたたきキャストの精度、距離を落とします。ベイトの場合はあまり関係ありませんが。何しろ無用なライントラブルは初期段階で避けるというのが基本です。それでは、代表的な結束方法を次にあげます。 ※ MO : メーターオーバーの略1.ビミニ + オルブライト<解説>非常に一般的なものです。ビニミでダブルを作りオルブライトでリーダーに結束します。AとBの間をツイストしてダブルが開かないようにしますが、この図ではわかりやすいようにツイストしていません。以下短所、長所です。スピニングの場合 長所 ・現場で専用の道具なしですぐできる。 短所 ・AとBの間が長くツイストしていないとそのわっかがラインガイドに ひっかかる。 ・@もしくはCの部分でラインが切れることが(結構)ある。 ・結束部全体がラインガイドにひっかかる。ベイトの場合 長所 ・現場で専用の道具なしですぐできる。 短所 ・結束部Cがラインガイドにひっかかる。特にリーダーが太い場合。 (ベイトロッドはラインガイド個数が多く、直径が小さいから。)2. ボビンノット(PRノット)<解説>今流行のボビンノットもしくはPRノットと呼ばれているものです。Aでリーダー部分は終わっていますが、Aから@まではラインを編みこんであります。つまりBの太いものがいきなり細くはならずに徐々に細くなっていってます。また、Bの膨らみ方が若干のためラインガイドに引っかかりにくいです。スピニング、ベイトの場合 長所 ・引っ掛かりが少ないので素直にキャストできる。 短所 ・専用の道具が必要だ。現場ではないとできない。 ・ラインがモノフィラメントの場合は作るのが難しい。PEは簡単。3. ビミニ + ループトゥループ<解説>Bではループでつながっているだけなのでリーダーをいつでも交換できます。現場でラインが切れたときビミニでダブルだけ作ればよいので簡単です。リーダーは下の写真のように各種作っておくだけでよいし、撚ってダブルにしてあるので強力でもあります。1本切れてももう1本残っている!? ちなみにMO狙いのときは80Lbの撚り線。通常は40Lb.私はちなみにスピニングでは心配なので使用しておりません。スピニングの場合 長所 ・現場で簡単に(リーダーの交換、変更)できる。 ・引っ掛かりがないのでキャスト精度は良い 短所 ・Bの部分が極端に太さに差があるため(非常に)心配だ。 ・AとBの部分のわっかがラインガイドに引っかかる可能性がある。 PEの場合特に。ベイトの場合 長所 ・現場で簡単に(リーダーの交換、変更)できる。 短所 ・巻き込み時にリーダーを撚ってある方向にラインが撚れる。 だから、キャストするたびにラインが撚れて行く。さて、こんな感じですが、皆さんはどうお考えですか? 釣行前の人はまた楽しい頭痛の種ができたことと思います。もし、皆さんの中にこんな便利な結束方法もあるよとお知りの方はこちらまでメールください。また、遅れましたがワインドオンリーダーは編み糸部分が重くなってしまいスピニングには向きません。また、編み糸をリーダーにせき糸等で止めている部分はキャストするたびにほつれて来てしまいました。1日のキャストの回数からGTにはよいですが、バラにはちょっとですか。ご意見お聞かせください。